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仮想未来③行き過ぎた未来の社会の「文字の権利」物語

人というものは言葉を持つ。

不思議なものでそれによって個人の想いを他者に伝えることができる。

 

言葉を音で感じ、耳で感じ、心で反応する。

とはいえ反応しているのはあなたの身体、最終的にはだ。

 

確か養老毅さんが仰っていたことと思うが、

インターネットが好きではない、なぜなら誰かの思考を通ってきたものだから。

 

面白い考え方だ。でもよく考えるとすべてのことは何者かの脳を介して伝えられている。

それがAIが発達してアニメ「サイコパス」の誰だったか人工的な人や「マトリックス」

のように人間がAIと一緒になる日が来たら、脳で考えたことを共有できて直接

情報伝達ができるようになるかもしれない。

 

それはそれでどうなのか…。

今回はそのことについてではないのでこの話はまた。

 

目次

文字戦争 空想物語

 

 

これはAIが存在する未来の空想のストーリーです。

 

被害者Aさんは・・・、犯人Bさんは・・・。

芸能人Mさんは・・・等。

 

このA,Bといったアルファベットの呼び名は使わないでほしい

という要請が各国から日本へ言い渡された。

それを受け日本全国アルファベットを使用した呼び方を禁止した。

 

その代わりに日本で古来より使われている平仮名やカタカナを代用することにした。

日々のニュースで「あ」さん「な」さんと言われるようになった。

 

 

ところが、AIがあることを訴え出した。

日本で使われている文字のひらがなカタカナ文字の権利を訴え始めたのだ!

 

 

「日本の平仮名にもカタカナにも個人と同じように個性がある!」

 

「カタチがあり、色があり、性格が違う!これをないがしろにしてありとあらゆる場面で

これらの文字を使うことは文字に対しての冒涜である!」

「文字一文字の人権ならぬ文字権を主張する!」

 

ということでそれ以降文字権が主張されることとなり

人は文字を単体で使うことが出来なくなった。

 

 

以上、人が生み出したAIの過剰な権利の主張。

 

 

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