今回の「気になる」は文字について。
各国に様々なものに対してルールがあり、日本も例外ではありません。
その中でとても気になるものの一つが、郵便や履歴書などの書き方についてです。
疑問に思ったことはないですか。
書き方ルールが気になる
とにかく本当に細かいです。
何通も書く人は大変ですよ・・・。
郵便
郵便番号は横書きでアラビア数字
年賀状縦にして書くとき→住所の番地などは漢数字
年賀状横にして書くとき→アラビア数字
その他履歴書は一般的に縦書き→住所の番地は漢数字
郵便番号は常にアラビア数字なのに、番地はいつもアラビア数字か漢数字に左右されるのはなぜ?
昆布は海でだしが出ないのなぜ?みたいな。
郵便局の人にとっても住所もアラビア数字の方が読みやすいのではないかと思います。
例えば一と二が縦で並んでいたら、三にも見えます。
もっと細かく気になると、
縦書き→番地の数字の間などに使われる「ー」は「の」にするのか?
横書き→1と書いたら「ー」との区別はどうするか?
いつもは書かない1の上と下の特徴を書いてみたり…。
そんな経験がありませんか。
縦書き封筒には縦書きの中身。
横書き封筒には横書きの中身。
という暗黙のルールがありながら、
縦書き住所の封筒には横書きの案内が入っていたり。
もう滅茶苦茶です。
その割には郵便・履歴書にはルールがたくさんあります。
履歴書
履歴書においてはまだまだ紙が主流だと思います。
履歴書の方が気持ちがこもっている、という考えもあれば、デジタルを好む企業もあります。
エコ、という言葉が流行っている割には資源の観点からは紙の履歴書は環境に優しくないようです…。
一体どれが正しいのでしょう。
縦、横、どちらも漢数字とアラビア数字を合わせることをルールやマナーとするのはなぜでしょうか。
社会が変化するにつれて出来るルールやマナー。
それがある故に快適に暮らせる一方、見方を変えると人の行動を縛り付けているとも捉えられます。
子どもの時にはこの手紙ルールに緊張し、書くのに神経をすり減らしていました。というより今もですが。
わかるように書ければ良い、のではなく美しく、丁寧に、失礼のないようにがルールとなります。
それは「誰」が決めたというよりも、大衆の意識でそうなっていくようにも思えます。
例えば最近で言えば「マスクはマナー」というようにです。
不思議なもので、大まかな衛生意識に関しての日本人的感覚は大体似ている気がします。
それは、手洗いうがい、電車やバスでの立ち振る舞い、などから見て取れます。
例えばシートに靴では乗らないというところです。(それも現代では変わりつつあるのを見かけますが…)
フランスではそれがちょっと違います。
日本人のそういうところ、他の国とは際立って違うところが興味深いです。
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