日常、カンカクの詩

カンカク

 

感じるモノ

見るモノ

すべてが大きすぎる

小さすぎるココロに

大きな感動を

ツメコンデ

 

 

一瞬

 

何千 何憶 何万回

そのひとときに コトは起こる

 

 

 

 

流れる一粒を追いかけて

何度も何度も水珠ヒカル

 

 

 

 

音なき言葉 悲しまないで

今は静かに眠るとき

音を奏でるその日まで

 

 

 

 

ページめくり

 

本はいつも大変だ

毎日毎日誰かと顔を

合わせてる

 

 

 

 

生きる場所

 

どこかの鳥は空を自由に

またどこかの鳥はカージュの空を

 

 

 

 

草とか花

 

どうして草は生えるのか

どうして花は開くのか

人から見れば

ただあるのみ

草や花は「生きている」

ということを

感じて生きて

いるのだろうか

 

 

 

 

探しモノ

 

泳いで水の音を

歩いて土の音を

走って風の音を

 

 

 

 

地面の劇場

 

緑のはっぱ

そよ風吹けば

ぼくの頭でダンスする

きみはこっちでぼくはあっち

うすいカゲを手にとって

太陽浴びてダンスする

 

 

 

浜辺

 

コロコロコロ

小石は今日も忙しい

コロコロコロ小石は今日も優柔不断

コロコロコロ

きっと家に帰るんだ

 

 

 

 

カクカクしかく

 

ムキシツな街並みは夕暮どきに盛り上がる

動かぬビルはやさしく頬を染めはじめる

 

 

 

 

星の仕事

 

大きな花火 空に咲く

今夜はたまの一休み

 

 

 

 

流れ星の昔

 

木々のざわめき

鹿の鳴き声

アリの足音

砂塵の舞い

河のきらめき

秋の夕暮れ

潮の香り

大地の鼓動

 

 

 

 

聞こえるけれど

 

雨が降る

雪が降る

雹が降る

どうして音は見えないの?

 

 

 

 

今日も

 

食べるよりも寝るよりも

こうして空を眺めていたい

 

 

 

 

穴あきキャベツ

 

「キャベツ食べたよ」

ちょうちょは畑をひらひら泳ぐ

まるで主へ恩返し

 

 

 

 

積乱雲

 

青い空

コーンはまだか?

早く用意してくれよ

あふれる前に乗せないと

 

 

 

 

ひとつだけ

 

ぼくはひとつ

風はひとつ

空はひとつ

海はひとつ

大地はひとつ

地球はひとつ

 

 

 

 

音楽

 

言葉よりも音が意味を成す

シャラしゃらシャラ

そしてそこに色を放り込む

グルぐるグル

そうして色は音を見つけて舞い始める

 

 

 

 

学校のイス

 

一度離れてまた座る

板に残る生ヌルサ

それがなぜかを忘れない

 

 

 

 

同じカタチ

 

ひとつも同じモノはない

波はいつも繰り返す

それでもきっと雲と同じで

今マデ同じカタチはなかっただろう

もう少し早ければ

もっとカッコイイカタチになっていたのに

なんていつも思っている

 

 

 

 

切ない蛍

 

ふわり

ゆらり

優しくともる

まさにそれは天の河

飛び立つ彼らは星にも優る

まるで夜景ようだが

どんな宝石よりも心に沁みる

神秘という言葉が良く似合う

いつまでも

いつまでも

 

 

 

 

色が踊る

 

言葉はいらない

一滴あれば水面が気づく

皆に知らせて

ダンスが始まる

 

 

 

読んでくださりありがとうございます。