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フランス人がよく使うフランス語 Ouh la vache! とは?

フランスの牛
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フランスにいたことがある方は、一度は聞いたことがあるかもしれません。

私はこれを聞くたびに、「牛どこ?」などと聞き返します。

寒いですね(‘▽’)

 

これは男女共にフランス人が言う言葉で、

意味は何にでもなる何とも便利な言葉です。

 

Ouh, la vache!

リムーザンという種類の牛さん

 

“Ouh la vache! “

 

読み方は、「ウー、ラ・ヴァッシュ!」

 

直訳すると「あー、牛!」ですが、

実際はそういう意味ではなくて、表現に過ぎません。

 

 

オスの牛だそうです…

 

 

例えば、

Ouh la vache, je suis fatigué!

あ~ぁ、疲れた。

 

Ouh la vache! Ca fait mal!

うわぁ!痛い!

 

Je me suis fait peur! La vache!

びっくりした!なんてこったー!

 

 

このように驚きを表す「全く!」というような言い回しですが、

実際は驚いたときにいつも使えるわけではないのです。

この分別が中々難しいのです。

 

 

例えば

× Ouh la vache, j’ai raté mon train.

あぁ!電車に乗り遅れた。

 

×しまった!お財布を忘れた。

 

などとは言えないのです。

(これらは行動による結果への反応と言えます)

 

 

 

「Ouh la vache!」というのは驚きやショック、怖かったとき、

痛みがあったときなどネガティブな意味で使えるのですが、

日本人的に考えた文が全て当てはまるわけではないのです…。

これがとってもややこしいです。

 

 

私からすると、これら言いまわしに違いは無いように感じる

のですが、フランス人は使い分けています。

ここがネイティブの差ですね…。

 

 

また、この言葉は「Mince!」「flûte!」「 zut!」

などの言葉の代わりになります。

 

「Putain!」「Merde!」もありますが、

汚い言葉の部類になります。

 

「Merde!」は汚いということで使わないようにと言われたりしますが、

マダムが普通に言っているのを聞いたことがあります…。

若い人は普通に使っていますけどね…。

 

その点”La vache”は汚い印象ではないようなので、

どなたも使えます。

 

 

が、

 

「Ouh la vache!」は特に使い方にクセがあるので気を付けてください

 

 

 

 

警戒心の強い牛たち、唸る・・・

 

 

 

 

なぜこのように言うのかは今のところわかりません。

 

 

他に、”Chien” 「犬」という単語で「クソッ」という意味にもなります。

犬になったり牛になったり、不思議ですね。

 

個人的には「Mince」をよく使います。

当たり障りなく、会話本にもよく載っている単語です。

 

 

 

 

フランスの牛

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