最近天気がいいので少し窓を開けていたら、その狭い隙間からハエが家に侵入。
おそらくあなたも経験しているのでは?
どうしてほんの一瞬のあの狭い隙間を縫って入ってくるのか不思議で仕方がないです。
何か超能力があるのではないかと思わずにはいられない…。
ということでハエはフランス語で「la mouche」。
女性名詞です。そんな感じを受けないですが。
フランスサイトで検索すると
「la mouche tsé-tsé」という単語が出てきます。
これはツェツェバエというハエのこと。そのままですね。
体調は5~10mm、アフリカのツェツェベルト地帯というにのみ生息しているらしい。
見た目は普通のハエだが、実は危険な生物。
トリパノソーマという微生物を媒介して、
それが体内に入るとアフリカ睡眠病という感染症を発症。
睡眠周期が乱れて次第に昏睡状態になって死に至るという、
人間にも獣にも感染する人獣共通感染症だそうで。
アフリカでは年間2万人以上発祥し、感染者は7万人以上といわれているとか。
恐ろしい・・・。
ちなみに、「ツェツェ」というのは牛を倒すという意味だそうです。
そして、フランス語で「prendre la mouche」という熟語表現がありますが、
これは家畜や動物が昆虫に攻められている状態を言うといわれています。
なんだか通じていますね。
prendre la mouche 腹を立てる
ハエが目の前に飛んでいる?
飛蚊症というのをご存知ですか?
普通に目を空けて空などを見ていると、黒いミジンコのようなものが
スーッと降りてきたり、目を閉じたりするとまたそれが動いたり。
この顕微鏡で見たミジンコのようなものを蚊と表しています。
実は私がそうなんです・・・。
その名前を知らないときは目の繊維が見えるのだな、とか考えていました。
科学の先生に何だと思うか聞いてみたり。
日本語では蚊が飛ぶで飛蚊症。
フランス語では「mouches volantes」といいます。
ハエという単語を使うのですね。
mouches volantes 飛蚊症
関連するフランス語表現
prendre la mouche 腹を立てる
mouches volantes 飛蚊症
こんな熟語もあります。
la mouche du coche おせっかい
あなたもぜひあたたかい蒸しタオルで目を労わってあげてください(/ω\)
血流がよくなって、目が楽になります。
私はお湯をハンドタオルにかけるのですが、熱湯には注意です(汗)
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