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プラスチックストローはダメ。でもメラミンスポンジは気にならない不思議

もくじ

マイクロプラスチック

カフェのストロー問題

削れたメラミンスポンジはどこへ行く?

私達が生活でできること

目次

人間は1週間に約2000前後のマイクロプラスチック粒子を取り込んでいる!?

2019年はプラスチックストローのニュースが多く取り上げられていた。

海洋マイクロプラスチック問題。

マイクロプラスチック→5ミリ以下の環境中に存在する微小なプラスチック粒子

 

この細かいプラスチック粒子やそれについた有害物質が海の生き物に影響を与え、

それを食べる人間に戻ってくる。だから環境問題となり話題になっている。

しかし、まず気になるのは人間に戻ってくるから気になる問題ではなくて、

地球の生き物に影響があるということが問題で地球全体で考えるべきことだと思う。

 

そのマイクロプラスチックは水や水道水にも含まれているということで、

1人が1週間に2000前後の粒子を吸い込んでいるという研究データもあるようだ。

 

カフェのストロー問題

世界のカフェでは少しずつ紙ストローに切り替えられている。
最近某カフェに行ってみた。
日曜日で列ができるほど賑わう店内。オシャレなカフェというのは心地いいものである。

それでも気になるのは消費についてだ。

ただ食べるということを選択するだけでもれなくプラスチックがついてくる。

全ては大切に見た目よくプラスチックの袋に包装されている。

ありがたいものであるが、その背景には資源というものがあり、地球環境というものがある。

カフェではマグカップか持ち帰りの使い捨てカップかを選ぶことができた。

列の人たちを見ているとほとんどが使い捨てカップを選んでいる。持ち帰りも多い。

 

ストローばかりが取りざたされているが、持ち帰りのカップもプラスチックのものがある。

不思議だ。

洗って使えるマグカップを推奨しないのはなぜだろう?

 

削れたメラミンスポンジはどこへ行く?

 

10年ほど前から見かけるようになったメラミンスポンジ。(おそらくもっと前から)

当初から疑問だったことがある。

 

良く落ちるスポンジは自分の身を削って役目を終える。

さて、この削れたスポンジはどこへいくのだろう?

 

最近海洋プラスチック汚染が取り沙汰されている。

不思議なのはこのメラミンスポンジについての記事がまだまだ少ないことだ。

 

このメラミンスポンジはメラミン樹脂というものから作られている。

 

樹脂には天然樹脂と合成樹脂があり、メラミンスポンジのものは合成だ。

つまり海洋汚染プラスチックの部類に入る。

 

 

このメラミン樹脂は胃に入っても消化されずにでてくるので、人体に影響がないといわれている。

それとは別に、人間の便から最大9種類のプラスチックが見つかったという研究もある。

 

つまり消化されていないということかもしれないが、微粒なものは消化器で消化されて血液などに入り込む可能性もあるとのこと。

 

 

胃では消化されないから問題ではなく、自然界に分解されないから問題なのだ。

 

自然界では何千年とかかればプラスチックが分解されるといわれている。

畑に劣化してプラスチックがボロボロになっているのを見ると、なんとも切ない…。

 

 

そしてプラスチック問題がある中、

プラスチックを分解する微生物がいるというニュースを見かけ驚いた。

 

私達が生活でできること

プラスチック製品を買わない

長く使えるものを選ぶ

 

最初から完璧でなくていい。

まずは家の中を見てどれぐらいのプラスチック製品があるか把握すると驚くかもしれない。

 

プラスチックに助けられることは多い。けれどその背景に犠牲もある。

私達は地球に生きているから。

 

 

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