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フランス語で「月」に関する言葉。月は女性名詞なのに…?クロワッサンの意味は?

クロワッサン、と言えばあのクロワッサン、

パンを思い浮かべると思います。

フランスの代表のパンでもあります。

実はクロワッサンとはフランス語で「三日月」という意味なのです。

 

月はフランス語で「la lune」、女性名詞です。

私の共感覚では「la lune」こんな感じで明るく見えます。

個人的に「l」も好きなので、この単語はとてもきれいに見えます。

 

 

目次

月の形のフランス語

la nouvelle lune   新月

le croissant de lune 三日月

la pleine lune    満月

la lune rousse   赤い月

 

ここで気になるのが、月は女性名詞なのに三日月になると

「le croissant de lune」最初につくのは「le」で男性名詞になるのです。

これが私にとって不思議なもののひとつです。

三日月もひとつで同じ月なのに、三日月は男性名詞なのです。

 

ちなみに上弦の月、下弦の月という言葉を知っていますか。

月が沈むときにどういう向きで沈むかによって判断します。

欠けた月を弓に見立てて丸い方の反対が「弦」、丸い方が「弓」です。

 

丸い方から沈むときには「上弦の月」

影になっている側が沈むときには「下弦の月」

と言います。

 

例えばこれ、どちらかわかりますか?

そう、上弦の月です。

 

 

クロワッサンの由来と歴史

 

17世紀オスマン帝国に包囲されていたオーストリア、ウィーンで街を救ったパン職人を称えて、

敵国だったオスマン帝国(トルコ)の国旗の三日月の形のパンを作って

それを食べることによって勝利を祝ったという起源があります。

歴史に詳しくはないけれど、なぜかその話を聞いてからずっとこの話が印象に残っています。

こんなにも馴染みがあるクロワッサンにはそんな歴史があるですね。

 

知っていますか?クロワッサンの形の違い

 

クロワッサンにはよく見る2種類の形があります。

日本では決まりはないと思いますが、

フランスでは暗黙の了解で形によって違いがあるようです。

知っていますか?

三日月型はマーガリン入り、まっすぐな方はバターのみ

という決まりがあるそうです。

 

 

月に関係する単語、表現

月が出るときには「se lever」沈むときには「se coucher」を使います。

calendrier lunaire 月の暦

la nuit sans lune  月のない夜

éclipse lunaire  皆既月食

 

面白いのがこの単語

la lune de miel

普通に聞くと何それ、という感じですが、「はちみつと月」と言えば

ハニームーン→ハネムーン、英語に当てはめて意味を考えるとなるほど!なりますね。

初めて聞いたとき全然ピンときませんでした(-_-;)

 

être dans la lune  ぼーっとする

Il est dans la lune.  彼はぼーっとしている。

 

être dans une bonne lune  機嫌が良い

être dans une mauvaise lune 機嫌が悪い

 

demander la lune  不可能なことを要求する

promettre la lune  できそうもないことを約束する

 

月には色んなストーリーがありますね!

 

 

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