「~しそう!」と言いたいとき
~そう、~しそう、よく使う言葉です。
こういう言葉が咄嗟に出てきて言えると嬉しいですよね。
「雨が降りそう」は
Il semble qu’il va pleuvoir. と言います。
こちらは丁寧な言い方です。
また、
On dirait qu’il va pleuvoir.
と言うこともできます。
こちらはどちらかというと会話向きです。
そしてこの「On dirait」は結構役に立つ言葉ですので、
覚えておくといいと思います。
「Il semble」と「Il a l’air」の違い
日本語で「~のようだ」と訳すもので
「Il a l’air~」というものがあります。
私はこの「Il a l’air~」と「Il semble~」を
間違って使っていました…。
「Il a l’air」のすぐ後に動詞を使うことはできないので、
これは「雨が降りそう」で「pleuvoir」を後につけることが出来ません。
すぐ後には形容詞をつけることができます。
要は「Il a l’air」は「雨が降りそう」という文には
使えない、ということを覚えておけば大丈夫です。
「この映画は悲しそう/悲しそうな映画だね」
「Il a l’air triste ce film」
「 Ça a l’air triste ce film」
こちらは「 Ça」と「ce」が同じような意味で
重複していますが、このように言うことができます。
「Il a l’air」のすぐ後には動詞をつけられないのですが、
「de」をつけることによってクッションになり、
違う文を作ることが出来ます。
それがややこしいのですが、つまり
「Il a l’air」は「雨が降りそう」という文には使えないです。
例えば
「Il a l’air d’être triste.」
「Ça a l’air d’être triste ce film」(こちらもçaとceの繰り返し)
これら2つは会話向きです。
つまるところ、
「Il a l’air triste.」が一般的です。
この場合、「彼は悲しそう」にもなるし
映画の話をしているなら「(映画が)悲しそう」となります。
「Il semble」
は丁寧で文章向き、ということです。
例えば
「Il semble gentil.」
「Ce film semble triste.」
フランス人が感じる文章の雰囲気が、それぞれにあるようです。
Il semble 文章向き、丁寧な言い方
Il a l’air 会話的
友達同士で使うときは
On dirait qu’il va pleuvoir!
と言えば、フランス人的な「雨が降りそう!」になります!
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