女性がフランス語を覚えるときに必要な「e」
私は話すフランス語が好きなので、
文法はあまり気にせずにフランス語を覚えていきました。
文法は時々見る程度です。
(もちろん法則などを理解した方が便利ですけどね)
ということで、恥ずかしながら「e」が付く形容詞とそうでないものの
違いを長い間理解していませんでした・・・。
しかし、文法の本を見ずにフランス人の一言でそれは解決されました。
「動詞<être>のあとに<e>が付くのだ」
!
目から鱗。
おそらく真面目に文法を確認していれば当たり前だと思いますが、
でも本を読まずに一瞬で理解することが出来ました。
つまり、女性が話すときと第三者の女性のことを説明するとき
<être>の次の形容詞には<e>が付く!ということです。
簡単ですね。
腑に落ちました。
avoir には<e>付けなくて良いということです。
女性が動詞<être>を使って表現する場合、
Je suis fatiguée.
Je suis jolie.
そして第三者の女性について説明するときには
<elle>または< elles>が主語で
Elle est mignonne.
彼女はかわいい。
複数形なら、<s>をおまけに最後に付けてあげます。
Elle sont mignonnes.
彼女たちはかわいい。
C’estを使った場合、注意点
C’est mignon.
「(これ)かわいい」という意味ですが、
のように対象が女性でも女性名詞でも<e>は付きません!
<mignonne>にはならないので注意です。
「C’est」を使って説明するときには<e>を付け足しません!
そう、これを覚えておけば怖いものなしです。
ちなみに人に対して(女性でも子供でも)、
「C’est mignon.」と言わないように気を付けてください。
失礼になってしますので、人に使う場合には
<elle>や<il>を使いましょう!
子どもに「C’est mignon.」と言った人に対して
それはダメだと説明しているのを聞きました。
この表現に慣れていなければ、「かわいい」と言うことに
慣れている日本人としては何にでも素直に言いたくなりますよね。
でも注意です。
また、初対面の犬や猫にも同様です。
オスかメスかわからない場合は<il>を使って
会話をはじめて構わないようです。
ちなみにボールのように小さくなるエコバッグを見て
「かわいい」と言ったら変な顔をされました。
「かわいい」が世界で流行しているとはいえ、
「かわいい」の感覚が日本人とは違うのだと感じました。