今日本にはフランス語の名前のお店がとても増えました。
フランス語には「男性名詞」「女性名詞」
というものがあります。
日本人には馴染みがないものですが、
フランス語には大事な要素です。
その響きやアルファベの並びはやっぱり美しいのです。
しかし、読み方にしろ名詞の性にしろ、
間違えて名前をつけられているものも多々あります。
ここではよく使われているようなフランス語を
紹介させていただきます。
チョコレート屋さん
定冠詞「le」「la」「 les」
フランス語にはまず定冠詞という、
単語の前に付くオシャレな相棒がいます。
それに男性名詞女性名詞の2つがあります。
そこまではいいのです。
形変化する形容詞
しかし、その単語に形容詞をつけるときに問題なのです。
例えば、「小さい」「かわいい」とかです。
これら形容詞も名詞の性によって変化します。
それが変化しないままついているフランス語の名前の
お店が実は結構あるのです。
日本だからいいですけどね。
例えば、
「fleur」花という意味です。
これは女性名詞なので、定冠詞は「la」
もし「petit」小さいという形容詞をつけるとすると
対女性名詞として語末に「e」がついて「petite」になります。
la petite fleur 花 (une petite fleur)
似たような例として、
la main 手 la petite main
男性名詞の例
chou キャベツ le chou
これに小さいと付ける場合は、
「le petit chou 」
※ 「chou」はキャベツという意味でもありますが、
フランスではシュークリームのようにかわいいイメージがあります。
なので恋人のことを「mon chou」と呼んだりします。
chocolat チョコ、ココア le chocolat
「le petit chocolat」
sac(リュック) le sac
例えば大きいという形容詞が付いたら、
「un grand sac」
ours(熊) l’ours (le ours)
母音の前の定冠詞は省略されます。
espoir l’espoir (le espoir)
esprit l’esprit (le esprit)
menu (メニュー) le menu
gâteau(お菓子) le gâteau les gâteaux
le petit gâteau
まとめ
・女性名詞(単数)には語末に「e」が付く。
・女性名詞複数形であれば、さらに「s」ついて「es」の形になる。
・男性名詞(単数)はそのまま
・男性名詞複数形であれば、語末に「s」を付ける。
例外あり。
・母音の前の定冠詞は省略される。
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