フランスでよく耳にする「bah~」
フランスの会話の中によくある口癖として、
「bah」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
読み方は「バァー」。
日本語のように口を大きく開ききった音ではなく、
喉と頬を意識して、
英語の「a」エーィ、という音を混ぜたような音です。
一般的に見たら大したことないかもしれませんが、
これが毎回会話に出てくるのが私的にはおもしろいのです。
フランス人はよくこの「bah」を使います。
会話の中で、「そりゃあ、~」などの区切りとして言います。
意味的には普通ですが、それを言うときのフランス人の顔が面白い。
どの国にもそういう単語があるとおもいます。
日本人なら、「えっとー」と言って考えるような顔をするや、
「そうだ!」と言って顔があかるくなるなど。
そういう言葉と顔の表情がセットになると思います。
この「bah」もそのうちのひとつで、
顔の表情がセットなのです。
もちろん人によって千差万別ですが、
大体の傾向があります。
それは、口を横に開き、少し目を開いて目線は下に、
驚いているわけではないけど、少し驚いている表情に近い気がします。
たぶん老若男女そんな感じです。
もちろんそう感じない人もいると思います。(-_-;)
ですが、私はこの表情と口を横に開いて言う
フランス人の「bah」が気になって仕方ないのです。
フランス人の誰もが言うけど、あえて私は使ったことはないです。(´▽`)
皆さんも気づいたら、観察してみてください。
もちろんフランス人のように使ってみるのもいいと思います。
例えば
F「せっかくケーキおごってくれるって言われたのに、
帰っちゃったの?」
J「バァー、そんな気分じゃなかったんだんだもん」
という感じです。(^J^)
発音のコツ
発音のコツは、口を「エ」と言うように横長に開き、
少し唇を緊張させ(意識し)、日本語の「あ」にならない程度に
「バァー」と言うと良いと思います。
常に「バァ」の背後に「エ」が飛び出してきそうなイメージです!
ちなみにフランス語で「いないいあないばあ」は
「Cache cache, coucou」だそうです。
リズムは全然日本と違いますが、
歌詞付きのこども向けの動画がありますので
参考にご覧ください。
キャベツに隠れるウサギさんですね
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